よくあるQ&A
「診療」に関してよくある質問
①診療時間について
月・火・木・金曜日は午前9:00~12:00・午後は5:00~7:00まで診療しております。また、土曜日は午前診療のみで9:00~12:00となっておりますのでご注意ください。
②休診日について
休診日は水曜日・土曜日午後・日曜日・祝日となっております。なお、臨時休診に関しては、このホームページのトップページにある「お知らせ」欄に掲載いたしますのでご確認くださいませ。
初診の際は必ず「保険証」をご持参ください。また、服装に関しては特に指定はございません。ただ、産婦人科診療の場合は診察がしやすい服装で来られることをおすすめします。また、診察内容や検査によっては出血する場合もありますので、白色の衣類は避けていただく方がよいかと思います。なお、基礎体温を何らかの形で記録されている場合は「基礎体温表」もお持ちいただくとスムーズです。
「ワクチン」に関してよくある質問
(1)ロタウイルス感染症について
ロタウイルス感染症は、乳幼児が冬にかかる感染性胃腸炎の代表的なものです。秋頃から年末にかけてノロウイルスによる感染症が、1~4月頃にかけてロタウイルスによる感染症が主に流行ります。生後6ヶ月~2歳の乳幼児が多くかかる感染症で5歳までにほとんどの小児が経験する感染症です。症状としては、主に「下痢」と「嘔吐」で、下痢はお米のとぎ汁の様な白色下痢便が特徴です。また、ロタウイルスはノロウイルスよりも「発熱」を伴う場合が多いため、重症化しやすいと言われています。なお、患者の汚物の処理等で触った手から口に入って感染しますので、石鹸等を使いしっかりと手洗いをし感染予防することが大切です。
(2)ロタウイルスワクチンについて
現在、ロタウイルス感染症の重症化を防ぐ(約90%減らす)ワクチンとして、ロタリックスとロタテックの2種類のワクチンがあります。
①ロタリックス(1価ワクチン)
一番流行して重症化しやすい1種類のロタウイルスを弱毒化したワクチンです。交差免疫(タイプの似ている他のウイルスにも予防効果を示す)によって、他の種類のロタウイルスのも有効であることが分かっています。生後6週より投与し、4週間以上あけて2回投与となっています。生後24週までに終了しなければなりません。投与量は1回に1.5ml服用させます。副反応として、発熱(1.4%)、下痢(3.5%)、嘔吐(1.5%)、感冒様症状(3.3%)などです。
②ロタテック(5価ワクチン)
一番流行しているウイルスを含む5種類のロタウイルスを弱毒化したワクチンです。生後6週より投与し、4週間以上あけて3回投与となっています。生後32週までに終了しなければなりません。投与量は1回に2mlです。副反応として 発熱(1.4%)、下痢(5.5%)、嘔吐(4.2%)などです。
共に重篤な副反応として腸重積(腸閉そくを起こし血便がでる)がありますが、投与期間を守ることで防げます。
子宮頚癌はヒトパピローマウイルス(HPV)が子宮頚部に持続感染することによって発症します。現在HPVは人の体に約100種類おり、そのうち約15種類が子宮頚癌を発症させると考えられています。
(1)サーバリックス(2価ワクチン)について
①HPVの16型と18型の2種類を予防できます。(子宮頚癌の約60~70%予防可能)
②子宮頚癌(扁平上皮癌、腺癌)、その前駆病変に効果があります。
③筋肉注射3回、2回目は1回目の1カ月後、3回目は1回目から6カ月後
④副反応として注射部位の痛み(99%)、紅斑(88.2%)、腫脹(78.8%)、発熱(5.6%)、頭痛(37.9%)、ワクチン内の免疫反応を強めるための成分(アジュバント)のため副反応は少々強いです。痛みから迷走神経反射が起こり失神するケースが稀にあります。
⑤アジュバントのため産生される抗体価がガーダシルに比し高いです。言い換えれば効果が持続しやすいということになりますが、数字の上の話のため確実なものではありません。現在のところ抗体価は20年は持続すると言われていますが場合によっては抗体価が低下し再接種が必要になるかもしれません。
⑥詳細は http://allwomen.jp/ (グラクソスミスクライン社の子宮頚癌ワクチンサイト)
(2)ガーダシル(4価ワクチン)について
①HPVの16型と18型の2種類を予防できます(子宮頚癌の約60~70%予防可能)。それ以外HPVの6型、11型(尖圭コンジロームと言われる外陰部の良性腫瘍)も予防可能、分娩時に尖圭コンジロームが発症していれば産道を通じて赤ちゃんに感染し、再発性呼吸器乳頭腫症を発症、声がれや乳頭腫のため呼吸困難を起こすことが稀にあります。切除のために手術が必要になります。
②子宮頚癌(扁平上皮癌、腺癌)、その前駆病変、尖圭コンジロームに効果があります。
③筋肉注射3回、2回目は1回目の2カ月後、3回目は1回目から6カ月後
④副反応として注射部位の痛み(82.7%)、紅斑(32%)、腫脹(28.3%)、発熱(5.7%)、頭痛(3.7%)、ワクチン内の免疫反応を強めるための成分(アジュバント)の違いのため副反応少々軽いです。痛みから迷走神経反射が起こり失神するケースが稀にあります。
⑤アジュバントの違いのため産生される抗体価はサーバリックスに比し少々弱いですが予防効果が弱いというわけでもありません。製薬メーカーのデータによると、予防に必要な抗体価より充分上回っているとのことです。ただしサーバリックスに比し抗体価の上昇が低い分再接種の必要性は高いかもしれません。
⑥詳細は http://www.shikyukeigan-yobo.jp ( MSD社の子宮頚癌ワクチンサイト)をご覧ください。
「予約」に関してよくある質問
当院ではご予約いただかなくても診察させていただいております。ただ、待ち時間を短縮するために診療予約を取ることをおすすめしています。なお、ご予約の際は予約が集中する曜日や時間帯もあり混み合うことがありますので、お早めにご予約いただくことをお勧めいたします。
ご予約がない場合は「受付順」となりますが、ご予約の方が来られた際は、ご予約をされている方を優先させていただきますのでその点ご了承ください。その為、待ち時間に関係なく診察の順番が前後する場合がございます。ご了承くださいませ。
予約をいただいた方に関しては、可能な限り30分以上お待たせすることが無いようにしております。ただ、急患等の場合には予約があったとしてもお待ちいただくこともございますので、その際はどうかご容赦下さいませ。
「その他」のよくある質問
はい、当院の診察券は再発行可能でございます。無くされた場合はまず受付にてご相談下さい。ただし、再発行の際は実費100円をいただいておりますので、その旨ご了承お願いいたします。
はい、当院には敷地内に5台駐車できる患者様専用駐車場を完備しておりますのでお気軽にご利用くださいませ。
はい、当院では領収書を発行させていただいております。お気軽に受付スタッフまでお声掛けくださいませ。また、紛失されたといった場合の再発行もさせていただいておりますのでこちらもお気軽に受付スタッフまでお声掛けくださいませ。
申し訳ございません、当院では原則としてお薬のみの処方は行っておりません。現在の保険制度では医師の診療無しにお薬を処方することが認められていない為です。ただし、再診の「ピル」処方についてお薬のみの処方を希望される方には、余りお待ちいただくても処方させていただくように対応させていただいております。
はい、保険証無しでの診察は「自費」での診療となりますが可能です。最も、後日保険証をお持ちいただけるのであれば、その際は清算させていただきます。
①診断書について
診断書のお費用として、基本的に「自費」で1000円いただいております。
②紹介状について
紹介状(診療情報提供書)に関しましては初回の発行は「保険適用」でのお費用になります。
③その他報告書について
健康診断に関しての報告書は「自費」で3000円いただいております。
はい、待ち時間中に外出されても結構です。ただ、お戻りになった際は当院の受付スタッフまでお声掛けくださいませ。